コンテンツにスキップ

ROSSO E AZZURRO

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ROSSO E AZZURRO』
堂本剛スタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル ジャニーズ・エンタテイメント
プロデュース 堂本剛
チャート最高順位
ゴールドディスク
  • ゴールド日本レコード協会
  • 堂本剛 アルバム 年表
    ROSSO E AZZURRO
    (2002年)
    [síː]
    2004年
    『ROSSO E AZZURRO』収録のシングル
    テンプレートを表示

    ROSSO E AZZURRO』(ロッソ・エ・アズーロ)は、堂本剛の1枚目のオリジナルアルバム2002年8月7日ジャニーズ・エンタテイメントから発売された。

    解説

    [編集]

    これまでKinKi Kids名義での音楽活動内で、自作曲が製作されてきたが、その中で生まれた音楽に向き合う姿勢や、世界観を形にしたアルバムが本作である。本作は初回盤のボーナストラックを除き、全曲自身で作詞・作曲を担当している。

    タイトルの『ROSSO E AZZURRO』は、イタリア語で“”の意。タイトル通り、ジャケットのタイトル表記は『ROSSO』を赤、『AZZURRO』を青で表記している。先行シングルとなった「街/溺愛ロジック」から続き、オリコンアルバムチャートで初登場1位を記録した。

    初回盤は本人直筆イラストのペットフィルムをCDジャケットサイズで封入。また、ボーナストラックとして前年のKinKi Kids13枚目のシングル「Hey! みんな元気かい?」を追加収録している。こちらはもちろん剛のソロバージョンによる別テイクである。通常盤はジャケット違いだが、ボーナストラックを除いた以外、内容に相違はない。

    この後本作を引っさげたコンサート『LIVE ROSSO E AZZURRO』が開催され、同題で映像化された。

    この後再びグループでの活動を再開。ソロアルバムは2004年の『[síː]』まで途切れている。

    この作品について本人は、「今まで発表していた作品が多く、全体的に中途半端な作品になってしまった」と発言している。

    収録曲

    [編集]
    1. さよならアンジェリーナ
      (作詞・作曲:堂本剛 編曲:Kohei Dojima×GO-GO KING RECORDERS)
    2. Purity
      (作詞・作曲:堂本剛 編曲:知野芳彦)
    3. GIRASOLE
      (作詞・作曲:堂本剛 編曲:林部直樹)
      イタリア語で、「ひまわり」という意味。「ジラソーレ」と読む。
    4. 歩き出した夏
      (作詞・作曲:堂本剛 編曲:鶴田海生)
      MUSIC STATIONで披露された。
    5. We never know
      (作詞・作曲:堂本剛 編曲:知野芳彦)

    6. (作詞・作曲:堂本剛 編曲:新川博)
      ソロデビューシングル。

    7. (作詞・作曲:堂本剛 編曲:鶴田海生)
      今作の中で比較的作成時期が古い曲
    8. Panic Disorder
      (作詞・作曲:堂本剛 編曲:知野芳彦)
      連載していたMyojoのコラム内でも告白している、自分の発症したパニック障害(PD)について歌った曲。タイトルもそのまま、パニック障害の英名である。
    9. 溺愛ロジック (New Mix)
      (作詞・作曲:堂本剛 編曲:白井良明)
      ソロデビューシングル収録曲。本作ではNew Mixとして、シングルとは別バージョンで収録されている。
    10. Luna
      (作詞・作曲:堂本剛 編曲:Kohei Dojima×GO-GO KING RECORDERS ホルンアレンジ:北原雅彦)
    11. あなた
      (作詞・作曲:堂本剛 編曲:林部直樹)
    12. 心の恋人
      (作詞・作曲:堂本剛 編曲:石塚知生)
    13. Hey! みんな元気かい? (BONUS TRACK)
      (作詞・作曲:YO-KING 編曲:林部直樹)
      2分に満たない短いものになっている。初回盤にのみ収録。

    脚注

    [編集]